言葉について

 こんにちは。久しぶり。

 

 みなさんは言霊を信じますか?言葉には魂が宿っているとかいうアレです。ちなみに僕は信じます。だからあまりネガティブなことは言わないようにしている(つもりだ)し、ら抜き言葉のような(僕の主観で)美しくない言葉遣いはしないように気をつけている。

 だからと言って日々の生活が変わるわけではないし、いいことがあるわけでもない。ネガティブなことを言わなくてもネガティブなことは起こるし、美しい言葉遣いを心がけても僕という人間が美しくなるわけではない。ただの自己満足だ。

 でも、そういう自己満足こそが僕の心を満たしてくれる。文字からして当然のことだけど。

 

 閑話休題。言霊について。

 日本に限ったことかは知らないけど、とりあえずこの国には言霊思想のようなものが根付いている。誰かの噂をすれば影がさすように。

 しかし、ここ数年でそういった文化が急激に薄れていっているように感じる。人々は言葉を大切にせず、なんの躊躇いもなく美しくない言葉を使う。流れる音楽からは文学性が削ぎ落とされ、耳障りのいい言葉だけが聞こえてくる。

 別にそういう風潮を作った犯人を探すつもりは無い(探したくもない)し、誰がそういうことをしているかなんてのも興味が無い。ただ、言霊を信じている僕からすると、彼らが言葉を軽く扱うことで酷い目に合わないかお節介ながら心配なのである。

 

 究極的なことを言えば、誰がどんな言葉を使おうが当人の自由であるべきだ。だから人の言葉遣いにケチをつけるつもりは全くない。しかし、どんなに周りが言葉を軽く扱おうと、僕だけは言霊に想いを馳せながら、大切に言葉を遣っていこうと思うのだ。

 

 最後に、ここに書かれていることは全部僕の主観なので文句は受け付けません。悪しからず。

 

 自己満足のために。